□  筋トレ                             平成14年7月11日



 ‘歩く’‘歩く’時速6qちょっとの速足で。両手はしっかりと前後に振りながら。800mの外周を5周と最後に時速10qを超えたスピードで走り出す。汗はどっと吹き出すし、何周目からは頭の中は空白で、数えられなくなる。歩いて、走ってもそれだけでは筋肉はつかない。

 筋トレを始めて6年になる。‘TM−Revolution’でもかかっていれば最高だ。あっという間に1500tのペットボトルの水は無くなる。自分の通っているジムは殆んど人が居ない。いつ出掛けても1人か2人で、自由にフリーウェイト、マシーンウェイトを計画だって利用できる‘MY GYM’と化している。有酸素運動の後に足、胸、背中と大まかに3つの部位に分けて、週に2〜3日でかけている。1時間半も筋肉を鍛えて、仕上に数十分のエアロバイクで終了だ。熱いシャワーと水のシャワーを交互にかけて、本当に気持ちが爽快になってくる。

 東大生だった‘マッスル北村’は、石神井の自宅から毎日弁当持参で高田馬場のBIGBOXに通っていたという。筋肉は鍛えれば鍛えるほど正比例して、彫刻のように仕上がってくる。筋トレは本当に中毒状態になって熱中する。‘マッスル北村’の家族との確執を、雑誌「マッスルアンドフィットネス」連載記事で読んだが、大学にも行かずに没頭した様が書かれていた。いろんな世界大会を制覇し、一昨年の8月、日本最高峰‘マッスル北村’は最後の世界選手権寸前に倒れてしまった。

 何気なく会社の若い土木社員に連れられてのめりこんでいった‘筋トレ’。忙しい最中の最初の10分間はイライラするが、いつの間にかすべてを忘れきって集中している自分の姿に気付く。きちんと計画通り始めてきちんとトレーニングが終わった気持ちの良さは最高だ。熱く燃えた身体が1時間もすると冷え始めてくる。どんな睡眠の対処法にも変えられず、一気に睡眠は朝まで深くなる。



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